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持ち家はランニングコストの負担が大きい?どういったものが掛かってくるのか

2019年11月20日

賃貸物件では毎月の家賃と共益費のほか、入居時の敷金・礼金や地域によっては二年ごとに契約更新料を請求されることもあります。一軒家を購入すれば家賃などの支払いからは解放されますが、毎月の住宅ローンの返済のほか、色々なランニングコストが必要になってきます。持ち家を所有することには、賃貸物件とは異なる税金や諸費用の負担を甘受しなければなりません。いずれも固定費の性格を持っているので、個人の努力で削減するのは困難です。入居後の資金計画破綻を来たさないように、持ち家に関連するランニングコストや税金などの代表的なものを押さえておきましょう。

持ち家では賃料にかわって、住宅ローンの支払いを毎月用立てる必要があります。住宅ローンをいくら申し込むかは頭金や個人の年収・底地含めた持ち家担保価値に左右されます。返済額が課題であったり、変動金利型では5年後に返済額が上昇するタイプもあります。返済計画が将来にわたり破綻しない金額の枠内で、住宅ローンは納めるのが老後破産などを防ぐ上でも大切な支店です。

住宅ローンを組むときに事実上加入が義務付けらる火災保険も、必須のコストの一つです。火災保険の保険料は建物の構造などにじて、保険会社ごとに設定されていますが、木造住宅の10年の火災保険料は6万円強が相場のようです。地震に備えて地震保険に加入するときは、火災保険料とは別に保険料を支払うことになります。

持ち家を所有することで生じる代表的な税金が固定資産税と都市計画税になります。固定資産税も都市計画税も市町村が課税主体の代表的な地方税のひとつです。計算方法は市町村が公表している固定資産税評価額に標準税率(1.4%)をかけることで算出することが出来ます。具体的に計算していくらになるかは、接する道路の広さなどの立地条件も影響を受けることになります。

ところで一軒家は数十年にわたり、住人が安心して居住できる性能を有していますが、損耗や経年劣化も不可避です。そこで修繕費もかかってきます。修繕費のなかでも外壁などは10年ほどで寿命を迎えるので、メンテナンスとして塗り替えなどが必要です。そして家を生活の本拠にしようする以上は、光熱費も必須のコストのひとつです。最近では光熱費意識して太陽光発電パネルなどを屋根に設置する方も増加しています。また新型家電なども光熱費を抑えるポイントのひとつです。入居のときの家電を選ぶときは光熱費も重要な判断材料になるでしょう。

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