家を長持ちさせる秘訣を知っておけば快適でお得な生活ができる
2020年01月04日一軒家は特段の修繕を行わなくても、少なくとも耐用年数は平均30年とされています。平均30年と言うのは木造住宅の建て替え時期の一つの目安とされており、木造では22年ほど・鉄骨造ではさらにながくなり27年ほどで鉄筋造は47年ほどとされています。
一軒家でも採用されることの多い、木造や軽量鉄骨造や鉄筋造などの含めると概ね平均30年になります。もっとも平均30年という耐用年数はあくまで一つの目安に過ぎず、定期的にメンテナンスを怠らないことでも、耐用年数を大きく超えて住み続けることも可能です。一軒家を長持ちさせるにはどのような方法があるのか、お住まいの場所ごとのメンテナンスの方法について検討してみましょう。
基本的に一軒家を長持ちさせるために大切なのは、換気を行って湿気がこもらないように配慮することです。湿気がこもると床下や屋根裏だけでなく屋内にも、カビが蔓延したりシロアリをはじめとした害虫が繁殖する原因になってしまいます。
普通一軒家の床下などには換気口が設置されています。ところがせっかくの喚起口も植木鉢や物が置かれて事実上、機能していない場合があります。換気口の周辺は整理整頓して、いかんなく機能が発揮できるように注意をはらうことがポイントです。
またシロアリなどの害虫は湿気だけでなく、営巣しやすい条件にしないことも大切。建物周辺に植木鉢を置いたり、不要な木材などを置いておくと害虫を招きよせることになります。特に経年劣化が激しい外壁部分は定期的に塗り替えるなどのメンテナンスは必須です。サイディング材をはじめとして外壁には色々な素材が用いられていますが、目安は10年に一回とされています。外壁にクラックがはしっていたり、粉が吹いたりしているときは、そろそろメンテナンスの時期が到来しているかもしれません。ひび割れや剥離などを放置しておくと、水分が奥深く侵入しダメージはさらに拡大する恐れがあります。早めの修理で費用も抑えることが出来ます。
一軒家には各種の設備がありますが、なかでも劣化や汚損がひどいのは水回りです。トイレやキッチン・バスルームなどでは毎日のように大量の水を使用するので、定期的にリフォームを実施するのが妥当とされています。一軒家では水回りが故障する前に、定期的にリフォームすることで、いつでも衛生的に設備を使い続けることができ、ひび割れや水漏れなどのトラブルを回避することにもつながります。