家を建ててから多くの人が後悔するポイントとは?
2019年09月14日
一軒家を建てるときには家族構成やそれに応じた間取りや、水回りなどの設備・家の向きや外壁材の種類やグレード、家を彩るエクステリアなど色々な要素を、予算とのかねあいで最適解を目指して納得のうえ施工するはずです。
一軒家を建てるために綿密な準備を積み重ねているのに、いざ完成して入居してみろと想定外の事態が明らかになり後悔してしまう、というのは案外よくある話です。一軒家は気に入らない点が発覚しても、そうやすやすとリフォームするにはいきません。入居後に後悔することになりやすいポイントについて、よくある失敗を取り上げて見ましょう。
比較的多いのが、収納スペースが足りないことです。限られた床面積を有効利用するために間取りに気をつけることに傾注して、収納スペースを確保していない場合があります。家族が増えればなおさら荷物が増えるので、収納スペースが足りないと屋内はモノであふれかえることになるので御注意を。
また日常生活を快適に送る上では、色々な家電を利用することになります。家電の使い勝手を左右するのはコンセントの配置や数です。いくらコンセントを配置しても、家具の裏側に隠れてしまっては意味がありません。また家電の種類にもよりますが、壁面のどれほどの高さに配置するのかもポイントです。たこ足配線などにならないように、コンセントは入居後の生活シーンで不便を感じないように、ある程度の数を設置しておくことも大事です。
また一軒家で後悔してしまうことがあるのは、日当たりです。多くの方は日当たりの良さを好むので南向きの間取りが多くなりますが、地域によっては夏場に酷い暑さに悩まされることになります。西向きであれば夕方の西日のおかげで、家具やクロスなどが日焼けすることも。日当たりは一軒家が完成してしまえば修正すること出来ないので、暑さや寒さどちらが苦手か・在宅する時間帯の日当たりはどのようになるのかを綿密に検討する必要があります。
そして間取りや設備だけでは掴みづらく、入居してからでないと明らかにならないのが生活動線の問題です。いくら間取りにこだわりや最新の設備などを装備しても、生活動線を意識していないと家事の際に移動距離が長くなったり、移動のおりに不便さを感じるなど入居後の生活の質に直結します。一軒家を建築するときは、建築士やデザイナーなどに生活動線についての助言を得ながら、快適な日常を送るための家づくりに取り組むのがポイントです。